「あなたのために」という人は信用してはいけない

営業

仕事をしていると時々耳にする「あなたのために言ってるんだよ」という言葉。
僕はこの言葉が大嫌いである。自分の経験上、この言葉をはいてまともだった人はひとりもいない。ただのひとりもいません。

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「あなたのために」と言う人を信用してはいけない

「あなたのために」ってどんな時に耳にするでしょう。

よくあるのは「私の言うことを聞かないとひどいことになるから気を付けろ」という警告の意味。
値下げしろ、見返りを持ってこい、金額以上の働きをしろ、さもないと契約を切るぞ。という警告ですね。

それをさも「君のためを思って言ってるんだよ」と言わんばかりの不遜な態度で言ってくるのです。

それもなんだかもったいつけたような言い方ではっきり言わないんですよね。とてもめんどくさいです。

そんな場合、僕は必ず相手にしてほしいことを言ってもらいます。

「ええと、それはどういうことでしょうか。あほなのでわかりません。」と。

この手の話を振られて相手の意をくんで対応しても、相手は絶対に「勝手にやったこと」と言い通して、さらなる要求をしてくるのが目に見えているからです。
なので、相手が何かを明確に要求し、それをこちらが飲めるかどうかまで落とし込まないとダメなのです。

他にも相手に何かを期待してのセリフとしての「あなたのために」がありますね。
お子さんがいる人なら一度や二度は子どもに向かって言ったことがあるのではないでしょうか。

しかし、それは本当にお子さんのために言ってるのかどうか。僕は100パーセント子どものためを思ってその言葉を使う人は皆無だと思っています。

おそらく、子どもに言うことを聞いてほしい、きちんと勉強をしてほしい、そんな時に使うはずです。そこに親のエゴがないはずがないのです。

ビジネスの世界でも同じで、目上の人や顧客のちょっと偉いさんなんかが好んで使ってきますよね。

「君のために言ってるんだよ」

はい。大きなお世話です。それにほんとは自分のために言ってますよね、それ。

意識してるかしてないかにかかわらず、この言葉をはく人は自分の利益を得ようとして言ってるのです。

部下が育たなくていちばん損するのは誰か、取引先の営業が期待に応えてくれるといちばん得するのは誰か。考えればわかりますよね。

いちばん利得を得るのは「あなたのために」と言ってる人、その人なのです。僕はそんな人のことを信用することはありません。

はっきりと「俺のためにやってくれ」「うちの会社のためにやってくれ」と言ってくれるほうがよほど次のアクションがとりやすいのです。

前職の上司も何かと「おまえのために」という人でしたが、その会社を辞めるまで彼が部下の失敗をフォローするところをついぞ見ることはありませんでした。もしビジネスの場で「あなたのために」ということを言い出す人がいたら、よく注意したほうがいいかもしれませんよー

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