レビュー「マンガでわかる 考えすぎて動けない人のための『すぐやる技術』」

営業

twitterで仲良くさせてもらっている二歳差育児クロオさんさんから、お知り合いの方が編集に携わられたという書籍をいただきました。

僕が営業をしているということで候補にあげていただいたようです。
タダでもらえるものはもらっておかねば!と、ありがたく頂戴することにしました。

このタイトル、覚えておいでの方もいらっしゃるかと思いますが、10年位前に出版されているんですね。実は自分も書店で見かけてパラパラっと立ち読みしたのを思い出しました。その時は購入しなかったんですけどね(笑
今回、その本がマンガ版としてリニューアルされて再出版となったのが今回の経緯のようです。

ということで早速読んでみたのでレビューしていきたいと思います。

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レビュー「マンガでわかる 考えすぎて動けない人のための『すぐやる技術』」

総評

  1. 営業の初心者が陥りやすい穴についてきちんと説明してくれています
  2. 営業成績が振るわなくなってきた人、お客様とうまくいってない人も読むべき内容です
  3. 営業マンだけでなくビジネスに携わる人すべてが抑えるべき基本が載っています
  4. マンガなので読みやすい。反面、情報量はやや少ない。ただし文章ページも半分くらいあり補足されてます
  5. 「すぐやる技術」なので精神面とかの話は少ない。あくまでハウツー本です。
  6. 実話を元にしたストーリーなのでリアリティがあります。
  7. 読むだけでなく実践してほしい内容です

以降、ちょっとした所感を述べていきたいと思います。

営業の基本のキ まずはこれができること

僕は最初にこの本をパラパラっとめくって「あ、きちんと読もう。たぶん読む価値がある」とすぐに思いました。
それはこのコマを見たときでした。

これは喫茶店のマスターが仕事で悩んでいる主人公に「人と話すのが苦にならない方法」を伝授するシーンです。
実は「笑顔であいさつ」は仕事をするうえでむちゃくちゃ大事な要素です。みんなできていると思っていても意外とできていないんですよね。
特に営業はface to faceで人と接する仕事であるがゆえに、緊張が顔に出てしまうわけです。
時にはお客様に対して申し上げにくいこと、怒られそうなことも言わないとダメなシーンもあるわけで、そんな不安やモヤモヤした表情はお客様はもとより、同僚や自分自身にも悪影響を与えるのです。

そういえば僕も以前にこんな記事書いていました。
【営業】口角をあげれば営業成績も上がるかも 笑顔の力

あまり言いたくありませんが、「笑顔」というのは技術です。
笑顔だけでなく表情全般的にですけどね。
はじめのうちは板についていないので「うそくさい」「ぎこちない」と思われますし、それが恥ずかしかったりしてついついぶっきらぼうになったりしますが、残念ながら仏頂面の営業マンは成績があがりません。かつての僕がそうだったように。
これはあくまでも技術なので練習が必要なのです。この本にも書いてありますが、鏡の前で笑う練習をすることも大事です。

こういうことが最初の最初に書かれていることを目にしたので、僕はこの本はきちんと読む価値があるなと思ったわけです。

かつてのダメ営業マンは胸の傷をえぐられる

そもそもタイトルからして「考えすぎて動けない人のための」とあるわけでして、10年位前の僕がそのままあてはまるわけですけども、この本、
ところどころで傷をえぐりにきます。

たとえば・・

はい。すみません、思っていました。先輩やSEと同行営業した時にいつも胸の中でそう思っていましたよね。
だいたい自信がない時は自分には話を振らないでほしいと思うのは人としては当然です。
この時間が早く無事に過ぎてくれば良いのに!って思いますよね。
でもそれでは当然だめで、いつまでも誰かと一緒に外に出るわけにもいかないのです。

この本にはその解決策もきっちり書かれていますし、僕も賛同できる内容でした。
そういえばまたまた似たようなことを僕も以前に記事にかいていました・・
【営業】IT営業マンは技術的な勉強もしといた方が良いと思うよ。特に営業に向いてない人はね。

結局、自分がどれだけ自信を持って語れるかは、自分がどれだけ自社や競合の製品について知っているかによるんですよね。
これも営業にとってとても大事な要素だと僕は思います。

どうすれば「すぐやる」ことができるのか

この本の主題は「すぐやる技術」です。ところが世の中の多くの人はそれをすることができません。この本の中にはその原因や対策もきっちり書かれていますので、そんな悩みがある人も読む価値はあります。

たとえばこのコラム。(ところどころにコラムが入っていてその内容も良いと思います。時々作者さんの気持ちが入りすぎていますが・・汗)
タイトルだけみても「めっちゃわかる!」ってなりませんか?
そう、怒られるのがいやですぐにやらない。一見、矛盾するこの状態に陥ることも僕は何度も経験してきました。

他には、こんな章もあります。

はい。自分に負けないですぐやる。できれば良いですよね。でもできないですよね。
僕も昔はできませんでした。今もたまに自分に負けますが全敗ではありません。
本の中にはその答えも書いてあるし、僕も実践している内容です。
つまり、この内容を実践できれば全敗することはないということですね。
詳細はぜひ購入して確認してみてください。

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まとめみたいなもの

半分はマンガなのでだいたい3時間もあれば読める内容でしたが、実は途中途中の文章ページだったりコラムもあって、何度も繰り返し読んでも良い内容だと思いますね。それにやはりマンガは読みやすいですよね。

読んでみた感想ですが、正直、この作者の人は「すごいな」と思いました。
営業の仕事やノウハウというのはなかなか言葉にしにくいものです。
自分もブログで書いたりしていますが、きちんと伝えることは非常に難しいです。
それを「初心者がつまずくだろうポイントを無視せず」「成長の過程を順を追って」「原因と解決策もきっちり提示」しているので、読めば読むほど「よくできているな」と気づかされます。

あとがきにもありますが、この本のマンガ部分のストーリーには実在のモデルがあるそうで、けして荒唐無稽な物語ではなく、リアリティがあるというのもポイントが高いと思います。

新社会人で営業に配属される方、営業の仕事でつまずいている若手の人にはもちろんお勧めですが、最近うまくいかない中堅どころの社員も読んでみて損はしない本だと思います。

また、営業の仕事を中心に書いてありますが、けして営業職の方にしか意味がない内容というわけではありません。仕事をすぐにやるというのはどのような職種の方においてもきわめて大事な要素ですよね。

与えられた時間は同じなわけですから、同じ時間の中でより多くの成果を出す。そのためにはすぐにやらなきゃいけないのはわかっている、でもできない。誰もやり方を教えてくれない。そんな時にこの本がヒントになるかもしれません。

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